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William Morris(ウィリアムモリス)について、どんな特徴のあるブランドなのか、発祥国はどこか、どんなテイストに合うデザインが多いのかなどを紹介します。
葉をイメージしたアイテムには、葉が絡み合っていることから、一見花柄のような複雑なデザインとなっているなど、芸術的なデザインが魅力のブランド。
ハンドプリントのアイテムも多く、イギリスの花であるすみれやブラックトーンの花をデザインした、落ち着いた美しさのあるカーテンも有名です。
モリスが夏を過ごす別荘でインスピレーションを受け作られたアイテムも。家庭菜園のイチゴをツグミが食べているデザインは定番となって、世界中で愛されています。
近代デザインの創始者とも言われた芸術家でもあり、デザイナーでもあり、詩人でもあるウィリアムモリス。産業革命によって、機械による大量生産が当たり前になった時代において、あえて手仕事に着目し、手仕事によって作り出される製品の美しさを伝え続け、モリス商会を設立しました。デザインは、樹木や草花をモチーフとし、自然に根差した美しさは100年以上の時間が流れても、世界中の人に魅力的に映っています。彼のデザインや精神は、今でも日本だけでなく世界中に影響や感動を与え続けています。
イギリス
デザインは自然をモチーフにしたものが多く、落ち着いた色合いを用いているため、上品で格式高い美しさのあるブランドです。そのため、ロココ調やヴィクトリアン調、ゴシックスタイルにピッタリで、アンティークの家具との相性もとても良いと言えます。また、南欧やアジアンリゾートスタイルにもうまく溶け込むかもしれません。シンプルで落ち着いた雰囲気の部屋であれば、よりウィリアムモリスのカーテンの美しさを楽しめるかと思います。