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スカンジナビア半島は、冬が長く厳しいことから、外にいるよりも室内で家族と過ごすことが多いため、インテリアを楽しむのが当たり前になっているそうです。そんな北欧のスタイルとは、木目など、素材感を楽しみ、美しい色彩と鮮やかなデザインで目を楽しませてくれるものを指します。基本的にはナチュラルかつシンプルなので、ナチュラルモダンと同じように感じる人もいるようですが、ナチュラルモダンよりも色や小物で遊ぶのが北欧風です。
北欧スタイルのカーテンをメインに取り扱う専門店の中で、サンプル数の一番多い「ホームデコア」のコーディネートを紹介します。※2018年3月時点の調査情報を元に作成しています
明るめの床色に合わせ、カーテンも明るい色合いを用いた北欧柄を選んでいます。カーテンレールをシックな色にすることで、チープさが消え、大人っぽい落ち着いた雰囲気になっています。あえてボリュームを少なくすることで、柄がしっかりと見えるので、アーティスティックな雰囲気となっています。明るく元気な印象の柄なので、寝室や書斎よりも、子ども部屋や居間に合うかと思います。カラーを楽しんで家具を選ぶとカーテンが活かされるでしょう。
部屋の中にあまり物や家具を置かず、とてもシンプルな空間です。ソファーも黒を選ぶことで落ち着きのある印象に。そこに、あえて北欧柄のシェードやカーテンを設置することで、明るく楽しい雰囲気になっています。大きな窓と小さな窓の両方を同じ柄にすることでまとまりがでています。北欧柄の中でも、緑と白のみを使った落ち着きのある柄が、部屋をうるさい雰囲気にせずに、落ち着き感を残しています。
大きな窓にはカーテンを、小さな2枚の窓にはシェードを設置しています。青をうまく取り入れると北欧風になりやすいのですが、この部屋はカーテンやシェードも、ライトもブルーに統一することで、北欧風のインテリアを完成しやすくなっています。遮光性抜群の生地を使うことで、光がしっかり遮られ、昼と夜とで印象が一気に変わります。北欧風生地にしてはカラーリングも柄も落ち着いていることから、置く家具によって、大人が利用しても子どもが利用しても居心地の良い空間になるでしょう。
白を基調とした部屋に木のぬくもりが温かみをだしている空間。3つの小さな窓に、カーテンではなくシェードを設置し、柄は大きなストライプ柄を選択しています。北欧風のインテリアの中でも、落ち着いたカラーリングです。それにより、大人っぽい落ち着き感をだし、居心地の良い空間に仕上がっています。カーテンではなくシェードにすることで、まるで絵が壁にかけられているようなまとまりがでています。
部屋はブラウンや白で統一されており、落ち着いた雰囲気です。カーテンは、オフホワイトをベースにし、緑がアクセントになるナチュラルなデザインを選び、大きな窓にはカーテンを、小さな窓にはシェードを設置しています。窓の横にある絵にもナチュラルな絵が描かれ、穏やかな雰囲気に。オフホワイトベースのため、カーテンを閉めても、部屋は明るい空間になっています。カーテンレールに濃いブラウンを選ぶことで、白い壁にオフホワイトのカーテンを選んでもぼやけた印象にならずまとまりをだしています。
北欧風にするためには、デザインがアーティスティックなファブリックをインテリアにプラスすることが大切です。自然を表現した草花や鳥、幾何学柄が北欧風のデザインには多いかと思います。柄は大きめのものを選ぶと一気に北欧風を感じさせる空間になり、フラットカーテンやシェード、ロールスクリーンを選びます。
北欧風スタイルによく使われるのはポリエステルやレーヨンです。もちろん、自然素材である麻や綿も使われますが、北欧風スタイルを好む人には子どものいるファミリー家庭が多く、管理のしやすいポリエステルが好まれる傾向にあるため、ポリエステルを使ったアイテムが多くなっています。