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クラシックスタイルは、ヨーロッパの王侯貴族によってつくりあげられてきた宮廷インテリア様式を取り入れたスタイルを指します。格調高いロココ調やバロック様式が例として挙げられます。上品で落ち着きのある中に、優雅で華やかな雰囲気をもつテイストのインテリアを揃えることが重要です。ただ、日本で宮廷様式を本格的に取り入れるのは難しいため、部分的に取り入れる工夫が必要となります。
エレガント・クラシックスタイルのカーテンをメインに取り扱う専門店の中で、サンプル数の一番多い「サンクリドー」のコーディネートを紹介します。※2018年3月時点の調査情報を元に作成しています
マリーアントワネットが好みそうな猫足の家具や豪華なシャンデリアが特徴的な空間です。家具は白ベースのシンプルなものばかりなので、そこに細かい花柄のドレープカーテンが部屋にアクセントを加えています。
大きな窓にはクロスされたレースカーテンが設置され、お姫様の部屋のような雰囲気を増しています。
小さな窓にも、天井から床までのカーテンを設置することで、豪華さと優美さを感じる部屋になっています。
まさに姫の部屋と言いたくなるような、クラシックスタイルの王道です。
ホワイトとゴールドをメインカラーにし、猫足が印象的な家具たち。カーテンには、ダマスク柄とスワッグバランスの組み合わせ。これも王道です。
重みのあるスワッグに、タックは少なめながら長さのあるテールが、よりエレガントさをアップさせ、目をひくデザインとなっています。
シャンデリアや置いてある小物すべてにクラシックテイストを取り入れた、徹底したこだわりの感じる空間です。
赤をテーマとした、ゴージャス感溢れる空間です。カーテンにもワインレッドを選び、たくさんのフリルがエレガントさを増しています。
ボリュームをたっぷりとることで、豪華さを際立たせ、ゴールドのタッセルがいいアクセントになっています。
3つのライトも高さを変え、いすもさまざまなデザインのものを用意する、あえて統一感をだしていないところに強いこだわりを感じます。設置している家具のひとつひとつに高級感がでています。
中国風に感じる、高級感溢れる空間です。スワッグバランスの中でも、このタイプは珍しく、柄だけでなく、このスワッグバランスの形がとても中国っぽく感じさせます。
全体的にとても個性的なカーテンです。レースカーテンも、ホワイトではなく、ゴールドに近い色合い。カーテンだけでゴージャスさが表れています。
ダイニングチェアもひとつひとつデザインが異なり、お気に入りのデザインを集めているこだわりを感じます。
この部屋のメインとなるのはソファーとカーテンでしょう。ストライプのソファーが印象的で、高級感のある生地がエレガントな雰囲気を醸し出しています。
カーテンは、クリーム色ベースでレッドの花柄がほどこされたアンティーク感溢れる生地を使用。スワッグバランスにはあえてヒダを作らずフラットにすることで柄を楽しめるうえ、ゴージャスすぎずに過ごしやすい空間にしています。
ストライプ柄と花柄がケンカしそうですが、同じ色合いで統一することで、うまく調和しています。
女性が好むような華やかで明るく、柔らかいイメージをもつことが大切です。柔らかく繊細なラインを重視し、曲線を意識します。明るく軽い色を取り入れ、重厚感のある高級そうなインテリアを揃えます。
カーテンは重厚感を重要にドレープたっぷりのものにし、シックな色合い、古典的な紋章や自然を意識した柄を選びましょう。
高級感があり、適度に光沢のあるベルベットが使用されやすいです。この素材を使うことで一気に優雅さがでます。ただ、水に弱いなど繊細な素材なので、メンテナンスは専門店へ依頼することがおすすめです。